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映画の話。
映画を観るのは年にせいぜい30本程度。
しかも劇場に足を運ぶのは、ここ数年は5本以内。
そんな私が言うのもおこがましいのですが、映画が好きです。

最近は時間と気持ちの余裕がなくて、きちんと映画鑑賞できてませんが、
チクチク、編み編み、手を動かしながら
過去に見た作品をBGVとして観ることがあります。



最近のBGVは 『やかまし村の春・夏・秋・冬』
(この作品の前編に 『やかまし村の子どもたち』 があります)
原作はロッタちゃんシリーズと同じリンドグレーン女史。
何よりもスウェーデンの美しい自然描写に感動させられます。
草木や日の光、冬のキンと冷え切った空気の匂いまで伝わってきそう。
子供達がクリスマスの準備をするシーンもあって、季節がらとても興味深かったです。
素晴らしい北欧の自然と、素朴で素直な子供達の笑いに満ちた日々。
本当に癒されます。

監督はスウェーデン出身のラッセ・ハルストレム
大好きな監督さんの一人です。
『ギルバート・グレイプ』 『サイダーハウス・ルール』 『シッピング・ニュース』 など
人間描写に卓越した彼の作品は、どれも心打たれます。
救いようのない悲しいこともあるけれど、それでも日々は過ぎていく。
だけど悪いことばかりじゃない。
日常の中から、ふとした幸せがきっと見つかる。
そこから元気と勇気をもらって、この先の未来に向かって歩んでいこう。
彼の作品を観ると、そんなことを考えます。

特に好きな作品は 『ショコラ』 。
主役じゃありませんが、ジョニー・デップが色気たっぷりで、とにかく素敵!
そして美味しそうなチョコレートがこれでもかと登場して、
いろんな意味でヨダレが・・・おっと、失礼。
ファンタジーとヒューマンドラマという、私の好きなテーマがどちらも盛り込まれた
心温まる素敵な作品です。

他の好きな作品や監督さん、俳優さんの話は、次回また。
by sucre818 | 2005-11-01 13:55 | 本と映画
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