すっかり更新をさぼっておりました。冬眠から目覚め切らぬうちに、春眠に魅入られている今日この頃です。
さて、置き去りになっていたPelikanのお話。 万年筆、という魅惑的な筆記具に興味を持ったのは、高校時代の英語教師の影響。先生はモンブランのえらい素敵な万年筆を愛用していて、私達に自慢げに見せてくれたのでした。その頃から授業で使うノートにこだわり、文具好きにも既に年期が入っていた私。晴れて大学に合格し、自分へのご褒美にと購入したのが、このPelikanの万年筆だったのでした。 実は先生と同じ、あの憧れのモンブランを!と勇んでお店に行ったハズが、予算の関係と、クリップがペリカンのくちばしになっている姿に一目惚れしてこちらを選択。当時確か1万円ほどでした。(インクだけは瓶の形がスタイリッシュなモンブラン)。弘前・久三郎のご店主の言うことには、昔Pelikanのマークには、親鳥と一緒に4羽のひながデザインされていたのだとか。現在は世の少子化に倣ってか、ひなは1羽っきりになったらしいのです。で、自分のを見るとなんと2羽おわしました。・・・あれから20年経つのだわ(遠い目)。 そしてこのプッシュピンが、miyuu*さんと「昔、すごく可愛い画鋲があったよね」と盛り上がった例の代物。どうです?今時こんなカッコイイデザインのプッシュピンがありますか!?大事にしまいすぎてことごとく錆びてしまい、今手元に残ったのは7個のみ。久三郎のご主人でさえ知らなかったし、もう生産していないのか見つからないの。あぁ、復刻してくれないかなぁ・・・ 久三郎さんに行ったおかげで、大事な宝箱のふたを、久しぶりに開けることができた気分。しばらく書いていない手紙、万年筆でしたためてみたくなりました。
by sucre818
| 2009-03-21 16:06
| 雑貨
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夫と14歳の娘の3人家族
青森市在住 好きなものは フランスと北欧雑貨と器 読書と手作り 時々映画鑑賞 そして、空を眺めること ブログパーツ
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