カテゴリ:本と映画( 43 )
メランコリア。
e0057165_21353644.jpg寒波のせいで、久々の雪片づけに苦労しております。日ごろの運動不足により、動悸息切れが甚だしい。情けないです。
昨年は本も映画もほとんど楽しめなかったので、ちょっと気分転換にDVD鑑賞。
今年1本目に選んだのは、ラース・フォン・トリアー監督 『メランコリア』。この監督さんは(『奇跡の海』と『ダンサー・イン・ザ・ダーク』しか観てませんが)、人を不安にさせる天才ですね。タイトルは、主人公のうつ病と、地球に接近して最後には衝突する惑星の名前を表しています。SFパニック映画と思って観てはいけません。それにはあまりに静かで美しくそして絶望的。タイトルクレジットの流れる前の数分間、心を病んだ主人公ジャスティンの心象風景なのか予知夢なのか、という、スローモーションの幻想的で絵画的ないくつかの場面。そして世界の終わりが訪れる最後のシーン。。。オープニングとエンディングにただ圧倒されました。世界の終わりを迎えるとき、人は絶望をどう体現するのか。心の壊れていた妹は静かに、正気だった姉は増幅していく不安に押しつぶされるように、その時を迎えます。彼の作品は好き嫌いがはっきりしますね、多分。メランコリア、結構よかったです。
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by sucre818 | 2014-01-12 22:13 | 本と映画
幸せになりたい。
e0057165_21304794.jpg今日は陶芸教室のkyokoさんから借りた 『しあわせのパン』 を観ました。やっと!
いかにも女性監督の作品といった、優しさがあふれた、ほっこりする映画です。
あの場所と人と食べ物と。物語自体よりも、それを構成している素材の大きさに心打たれたのでした。なにより知世ちゃんが可愛くて!透明感という言葉は、彼女のためにあるのかもしれません。着ていた洋服や使ってる食器もすごく好き。たまたま彼女の役名が私と同じだったのですけどね、それもちょっと嬉しかった。旦那さん役の大泉洋さんの、知世ちゃんをそっと見守るまなざしが優しすぎて。。。あんな風に見ていてくれる人がそばにいるって、なんて幸せなことなんだろう。
・・・ここ書きながら娘と口論。なんでお互い優しくなれないかね。これが現実、大きくため息。優しい気持ちがこもったパン、食べたいなぁ。ちいさな幸せを見つけて微笑む毎日が送れる、おおらかな人になりたいです。
kyokoさん、素敵な映画を見る機会を下さってありがとう!
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by sucre818 | 2012-07-15 22:12 | 本と映画
嬉しい誘惑。
e0057165_1249977.jpg次のイベントも決まり、作品作りに取り掛からないといけないのですが、陶芸教室のお仲間から嬉しい誘惑。
あきなこさんから 『悪の教典』 (貴志祐介)、kyokoさんから 『ツイン・ピークス』 。どっちも楽しみでしょうがない~!時間を上手く使え・・・ないので大変。お二人とも、ありがたくお借りします。


e0057165_12534377.jpgこちらは、tanpocoさんからいただいたフランス製の糸。糸フェチにはたまらない~♪ ちょっと太めの刺繍糸?なので、織物風の作品になるかしら。ワクワク。荷物の整理をしているというtanpocoさんからは、他にも雑貨いろいろいただきました。私も通った道、フレンチ雑貨。私はどうしても捨てられない!
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by sucre818 | 2011-09-01 13:00 | 本と映画
なんの脈絡もなく・・・
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ずっとずっと映画を観てなくて、なんだかすごく観たくなって、haricoが終わったら!と4本借りていたDVD。今日はそのうちの2本を観賞。新作か準新作かっていう制約があって、結構悩みつつ選びました。

『スイートリトルライズ』 邦画の恋愛話なんて、ほとんど借りないんだけど。。。キャストが好きだったから。なんでしょう、大人の恋愛がしたくなりますね。何をいまさら、なんですけどね。同じジャンルで言ったら 『サヨナライツカ』 も私にしては珍しく観たんですけど、あれよりはずっとよかった。何もかもが。
『シャッター・アイランド』 これは・・・何が真実なのか、観終わった後にううむとうなりました。レオ様、老けてもやっぱりベビーフェイス。いえ、結構おもしろかったです。サスペンスは好きなのです。

どちらも、その先が曖昧な感じで終わってしまいました。今の自分みたい。どっか着地点を探してるのに、フワフワと定まらない感じが。まぁ、今の歳で定まっちゃってるのもどうかとは思いますが。

あと2本は 『プール』 と 『ヤギと男と男と壁と』 です。ジョージ・クルーニーが好きなんです、加瀬亮さんも。こちらは好きな俳優つながりか。楽しみです。
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by sucre818 | 2011-03-08 16:52 | 本と映画
感想文は苦手だった。
e0057165_14273064.jpg昨日、娘と娘の友達と3人で 『借りぐらしのアリエッティ』 を観てきました。ストーリーは決して派手ではないけれど、とにかく画がきれいなのと、小人からみた人間世界の描写が凝っていて流石のジブリ作品。音楽がまたよかったのです。フランス人アーティストの紡ぎ出すケルティックな調べ。作品の雰囲気にもピッタリでした。心優しい翔少年にも胸キュン。このあと草むらでがさごそ音がしたら、じっと目を凝らしてしまうかも。娘が原作を2作目まで読んでます。あとで全部揃ったら借りて読もう。借り読書。

e0057165_14464479.jpg学校の長い休み、必ず宿題に出る読書感想文は大嫌いでした。今だって上手く書けません。だもんで、いつも読んだっていう記録だけでスミマセン。最近の読書は 『あやし うらめし あな かなし』 (浅田次郎) 図書館から借りて。先日は京極夏彦の単行本を2冊購入。不況の折、単行本は贅沢品よね。



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本は戸田書店で買ったのだけれど、こちらの包装紙やしおり、カバーのイラストがすごく好き。カバーのこと、書皮っていうらしいです。こんなサイトも見つけました。これははまりそうだ。あとでじっくり眺めよう。

e0057165_1535521.jpg好きなデザインという繋がりだけですが・・・某サイトでUPされてすぐに売り切れてしまった、ネックストラップ。注文してたのが届きました。SKANSENのリスさん。リアルな動物柄ブラボー♪ただ、リボンの両端がギザギザで、肌にあたるとチクチク痛い。洋服の上からしか(裸にストラップ、っていうことじゃぁないよ)かけられないや。これって子供用?子供は気にしないのか??
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by sucre818 | 2010-07-30 15:09 | 本と映画
私の編み目は・・・
e0057165_16454960.jpg今頃ですが、『めがね』を観ました。外は雪。あぁ、沖縄の海が思い出される。
私も「たそがれ」下手な部類です、多分。「ぐうたら」と「たそがれ」は違うよね?でもって、編み目もきっちり揃ってる方かしら(実物が揃ってないのは、ただ単に技術がないだけです)。きちんと手をかけた3度3度の美味しいご飯を食べて、海と空を眺めて、メルシー体操で心も体もほぐして・・・なんて素敵な毎日。それが非日常の、心の洗濯、な数日間であっても、ずぅっと変わらない日常であっても。そんなおおらかさに身をあずける権利を与えられたとして、今の自分は素直に気持ちを開放できるんだろうか?ギチギチに編んだ編み目は、なかなかほぐれてくれないかもしれない。相変わらずちっちゃく地味にまとまってる日々よ・・・ただただ南の青い海がまぶしいのだった。

今日は『ジェネラル・ルージュの凱旋』も観ました。境雅人さん、素敵ですね。このシリーズで唯一(でもないけど)不満なのが、田口先生の配役。原作通り男性が良かったなぁ。そしてあんなにおばかなイメージじゃないんですけど。ま、いいか。今度は境さんつながりで『ジャージの二人』が観たいな。
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by sucre818 | 2010-02-12 17:04 | 本と映画
旅の一冊。
e0057165_6155347.jpg久しぶりの、ちょっとした旅行。飛行機も10年以上乗ってません。ちょっと苦手だから怖いんですけど。娘も初飛行機。
旅のお供は『河岸忘日抄』 (堀江敏幸)。読みかけを連れていきます。異国のとある河岸に繋留された船に住む男性の生活を綴った小説。河岸に留まりつつも、思考は遥か遠くまた深く川面を漂っていく。旅の読書にはうってつけです。ふっと気持ちが一人になれる、寝る前の時間に。では、行ってきます。
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by sucre818 | 2009-12-23 06:22 | 本と映画
読書のお盆。
e0057165_1829090.jpgねぶたは行き、亡き人を偲び、そして県代表も甲子園の土を持ち帰り・・・青森の夏は終わりました。とはいえ、今頃遅まきでやってきた暑さに参っております。
お盆の入りから帰省して、今日戻ってきました。実家では恒例のBBQと、1日遅れのペルセウス座流星群(さすがに群、とまではいかず流れ星3つ4つ、漁り火のぼぅっと明るい空に見ただけでしたが)、それならばと天空を横切る天の川をしばし仰ぎ見ていたら、たかが数分で5箇所も蚊に刺され。日中は娘が母の実家に一人で泊まりに行ったこともあり、読書三昧です。


先日までちびちびと読んでいた『天使と悪魔』 (ダン・ブラウン) を読み終え(映画はDVD待ちだ・・・)、長嶋有 『ねたあとに』を。いやぁ、面白かった。『夕子ちゃんの近道』も『ジャージの二人』も面白かったけど、どっちも併せた感じのゆるおかしい雰囲気。異性の仕事仲間(友達?)の別荘へ毎年泊まりに行って、家族同然のようにその場に溶け込んで、センスのない格好でセンスの要求されるアナログなゲームをしてわははとゆるい会話を楽しむ。セレブでゴージャスな世界と同等に、私には縁のない、でもって限りなく憧れるシチュエーション。ゆるくておかしくてウイットに富んだ会話を仲間と寝ないでしてみたい。自分が「主婦」というくくりに入ってて、かるぅく家庭に束縛されていることを否応なしに意識してしまう(まぁ、私なんぞは自由にさせてもらっている方ではありますが)。あぁ、山小屋でジャージ着て「顔」やりたいなぁ、私も(でもムシは嫌だ)。たまに読みながら勝手にキャスティングすることがあるんだけれど、今回もううんと考えた。コモロー先生は私の好きな関口知宏さん、豊満な胸の美大生アッコさんは吹石一恵さんでどうだろ。他は未定。コモロー先生は長嶋氏本人がモデルなんだろうけどね。って、ほとんど私小説だったわ!ムシバムもほんとにあるし!!ひえぇ!!!

最近の読書など。

『厭な小説』 (京極夏彦)
厭でした。それが狙いなんだろうけど。京極堂シリーズが好きだなぁ。
『訪問者』 (恩田陸) 
久々に本格ミステリの醍醐味を味わった。
『告白』 (湊かなえ) 
本屋大賞ということで。人間の憎しみが悪意に変わる悲しさ恐ろしさ。
一気に読めたけれど、私はやっぱりファンタジックな話が好き。 
『猫を抱いて象と泳ぐ』 (小川洋子) 
1/3程まで読んでる途中。美しくも哀しいファンタジー・・・?

e0057165_19112910.jpg帰省していた東京在住mちゃんからもらったIKEAのカタログと、やっと買えた(ブックオフで)『怖い絵』 (中野京子) はこれから。娘はといえば、『心霊探偵八雲』 (神永学)の5作目に突入。八雲の台詞に笑いながら読んでる。そうなの?笑えるの?親子で本に夢中になって食卓になかなかつかないので、実家の母に二人して叱られましたとさ。

ちょとだけですが。
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by sucre818 | 2009-08-16 19:25 | 本と映画
本の泉へ・・・
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なんだかとても久しぶりに、娘と市民図書館へ。各々カードを持っているので合わせて10冊。お菓子の本を借りたのはろった。いきなりどうしたんでしょ?台所仕事にはあんまり興味を示さない彼女が・・・???私こそもっと興味を示さないとな~と、ひらめきで1冊、蒸しなべレシピの本を。
そして・・・『ニットといつも』(文化出版局編)。この本、スタイリングがものすご~く可愛い!外国のおばあちゃまがモデルをしているのもキュートなんです♪柳沢小実さんの新刊本『雑貨作りの楽しみ』(ピエ・ブックス)からは、いろんなヒラメキがもらえそう。『器と暮らす』(中川ちえ/アノニマ・スタジオ)、『もの好きの食器棚と愉快な時間』(堀井和子/集英社)。次の陶芸作品や手持ちの器使い、テーブルセッティングの参考に。
写楽・考』(北森鴻/新潮エンターテインメント倶楽部SS)。好きな蓮丈那智シリーズ三作目。『気になる部分』(岸本佐知子/白水社)。翻訳をされてる方のエッセイ。yomyomかなんかでちらっと彼女の書く文を読んで、ものすごくおもしろかったから。本業翻訳本の方も読んでみたい。『未見坂』(堀江敏幸/新潮社)。静謐な筆致で市井の人々を描く様が、とても好きな作家さんの最新作。

e0057165_20295862.jpg図書館で貸し出し中が多くてなかなか借りられない本は、単行本がブックオフに並ぶのを待つか、文庫本になるのを待つか、新刊で買うか。最近はブックオフにお世話になることが多いので、話題になってから大分後に読むことが多くて。こちら最近は購入した本です。
今読んでいるのが『田村はまだか』(朝倉かすみ/光文社)。ちょうど同じ年代の男女の、同窓会が舞台になってるので読んでみる気になりました。あと少し、クライマックスを残すのみ。どうなる、田村~!?新刊を買っちゃったのは『猫を抱いて象と泳ぐ』(小川洋子/文藝春秋)。帯には「小川ワールドの最高傑作!」とある。楽しみではないか!!!『沼地のある森を抜けて』(梨木香歩)。文庫本になったなぁ、買おうかなぁ・・・と思って数十日。ブックオフで発見。うふ。全然減らないベッド脇の積ん読本。嬉しいやら嬉しいやら。運動不足、寝不足のもとだけど。
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by sucre818 | 2009-02-28 20:41 | 本と映画
心の中のモンスター。
しばらく映画から遠ざかっていたのですが、偶然続けてモンスター・パニックもの(あくまでざっとくくったら、ということで)を2本観たので、感想を少し。

『クローバーフィールド』

実はきちんと観たわけではなく、鑑賞している夫の横でちら見。以前話題になった『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のような手法で、ニューヨークの街に突然現れた謎の巨大生物によって、人々がパニックに陥る様子をホームビデオで撮影した、いわば体感型ムービー。実際、車酔いのような症状を起こした観客が続出したとか。確かに「パニック」そのものが疑似体験できるような(したくないけど)臨場感・・・でもそれだけ。心を動かす何物もそこにはなかった・・・ということであまり好きではなかったかも。

『ミスト』

嵐の夜の翌日、突然おそってきた霧によってスーパーに閉じこめられる住民。とまどう人々の前に「霧の中の何かに家族がさらわれた!」と逃げ込んでくる男・・・案の定というべきか正体不明の怪物(の一部)が出てきてーーーなぁんだ、ただのモンスター物かぁ、と思ったら大間違い。極限状態に陥った人間の心理を深く描いたヒューマンドラマでした。目の前にある残酷な事態に為す術がなくなった時、人々は何度も選択を迫られる。その選択が正しいかどうかは誰もわからなくて、正義を選んだはずの人も、ありがちなハッピーエンドに導かれるわけではないというラスト。抗えない恐怖に対峙した時に見せる人間の脆さ、残酷さ、集団心理の恐ろしさなど・・・なかなか考えさせられる映画でした。さすが、名作『ショーシャンクの空に』のコンビ、スティーブン・キング×フランク・ダラボンです。キングは未知の恐怖を描かせたらピカイチだし、フランク・ダラボンの脚本には心を揺さぶられる。比べることもないけど、断然こちらの作品の方がよかったな。
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by sucre818 | 2008-12-15 23:10 | 本と映画